にゃんこと妄想の国
にゃんこにと一緒に居ないと体調を崩すにゃんこ狂いです。 にゃんこの他はフレユリや日常、ゲーム等を呟きます。
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しかも疲れて爆睡してたのに、真夜中にお腹痛くて目を覚ますことにwww
原因は賞味期限が近いからとがぶ飲みした牛乳。
料理やお菓子に入ってる分には問題ないのに、飲み物として大量に摂取するとお腹が壊れてしまうんだよな~(ーー;)
下剤より強力な牛乳恐ろしいwww
しかも、昨日は疲れすぎて湯たんぽ入れなかったから、夜中からティラちゃんがぐずりだしてよく眠れなかったと言う落ちつきですwww
凄い誕生日の始まりだわwww
話変わって人魚姫です(*´∀`*)
長くなったので前編ですにゃ~www
公言したとおりにアップできてよかった(^ω^;)
とある国のとある海に光の反射で紫に見える黒く美しい尾びれの人魚がいました。
人魚は長く美しい黒髪にアメジストの瞳、透き通るような白く美しい肌で女性よりも美しい容姿から『人魚姫』と呼ばれていました。
人魚姫の最近の趣味は、海上に出てある人物を観察する事です。
今日も海の上に泳いで行き、岩場に座ってその人物を待ちます。
暫くすると金髪の青年が歩いてきました。
青年は爽やかな微笑を浮かべて歩いて行きます。
『今日もかっこいいな~v機嫌良さそうだけど何か良い事でもあったのか?』
青年が見えなくなると人魚姫も海に帰ります。
次の日も人魚姫が岩場で待っていると金髪の青年が歩いてきます。
今日は眉間に皺を寄せています。
『今日もかっこいいな~v機嫌悪そうだけど何かあったのか?』
青年が見えなくなると人魚姫も海に帰ります。
こんな風に人魚姫は毎日金髪の青年を観察して過ごしていました。
そんな幸せな毎日が続くと思われましたが、その日はいつもと違っていました。
その日は嵐が来て海上は大荒れです。
人魚姫は遊びに行きたいのを我慢して海の中を散歩する事にしました。
人魚姫がスイスイと泳いでいると、いつも見ていた青年が沈んできたので、人魚姫は慌てて青年を砂浜まで連れて行きました。
青年を砂浜に寝かせ、呼吸を確認するために口に顔を近づけると、青年が目を覚まして『助けてくれてありがとう』とお礼を言って、人魚姫にキスをしました。
人魚姫がびっくりしてる間に青年はまた気を失ったので、人魚姫は青年が寝ぼけたと思って海に帰りました。
嵐が去った次の日から、人魚姫はまた金髪の青年を観察していますが、偶に青年が何かを探すように、ジッと海を見つめるようになりました。
人魚姫は青年が何かを無くしたのだろうかと考えましたが、毎日探している訳でもないので、気にしないようにしました。
そんなある日、また嵐が来ました。
人魚姫が海草を摘んでいると、また金髪の青年が沈んできました。
人魚姫が慌てて砂浜に連れて行き呼吸を確認すると、また青年が目を覚まして『助けてくれてありがとう』と前回と同じことを言ってキスをし、また気絶しました。
人魚姫は海に戻ると、人間はお礼を言う時はキスをするんだろうか?と考えましたが、顔が真っ赤になったので直ぐに考えるのを放棄しました。
嵐が去ってから、また青年の観察を再開しましたが、青年は毎日海をジッと見つめて何かを探すようになりました。
青年が毎日探しているので人魚姫も気になり、青年が去った後に砂浜に上がり探してみましたが、何を探しているのか分からないので見つけることが出来ません。
それでも何とか見つけてあげたい人魚姫は、長時間陸で行動する為に『人間になる真珠』を食べる事にしました。
この真珠を食べると人間に変化し、長時間陸で行動できるようになりますが、副作用が強いので普通の人魚は食べません。
しかし人魚姫はあっさり口に含むと躊躇いなく飲み込みました。
人魚姫が真珠を飲み込むと、人魚姫が光りだし、喉を焼くような激痛が人魚姫を襲いあまりの激痛に人魚姫は気を失いました。
人魚姫が目を覚ますと見知らぬ場所に寝ていました。
上半身を起こすと人間が着ている『服』というものを着ていました。
不思議に思い裾を捲くると、自慢の尾びれが無くなり代わりに人間の足がありました。
(どうやらうまく人間になれたようだな)
(???)
(あれ?声が出ない…?)
人魚姫が困惑していると、部屋に人が入ってきました。
暗くて相手がよく見えない人魚姫は警戒して立ち上がろうとしましたが、足に体重をかけた瞬間、足を剣で貫かれたような痛みに襲われ倒れそうになりました。
人魚姫は床にぶつかる痛みを覚悟しましたが痛みは無く、代わりに逞しい胸と腰と背中に回された力強い腕の感触がしました。
『大丈夫かい?』
そう言って人魚姫の顔を覗き込んできたのは、人魚姫がいつも見ていた金髪の青年でした。
『まだ起き上がらない方がいい』
青年は人魚姫を軽々と抱き上げるとベッドに寝かせました。
人魚姫の顔にかかる髪を手櫛ですいて避けると、人魚姫の頬にキスをしました。
『僕はフレン。君の名を教えてもらえないかな?』
フレンはにっこり微笑み訊ねてきました。
しかし答えようにも人魚姫は声が出ません。
喉を押さえて困っていると、察したフレンが『もしかして喋れないのか?』と聞いてきたので人魚姫が頷くと、フレンは『無理に声を出さなくていい。頷くか首を振るかで答えてくれ』と言って優しく頭を撫でてくれました。
『君は砂浜で裸で倒れていたんだよ。覚えているか?』
(こくん)
『暴行されたのでは無い様だが、一体何があったんだ?』
自分が人魚で、探し物をする為に人間になったら、薬の副作用でぶっ倒れました。なんて、首を振るだけでは説明できず、人魚姫が困っていると、フレンが勘違いして焦りだしました。
『確認したら傷付いてないから大丈夫だと思ったが、もしかして暴行されたのか?』
人魚姫は意味が分からず首を傾げます。
『もう一度ちゃんと確認した方が良いみたいだな』
眉間に皺を寄せたフレンは人魚姫に覆いかぶさりました。
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