2013/03/14 (Thu) だって…凍るんですｗｗｗ

昨日のやっぱり別に載せます。
notシリアスｗｗｗ(。・艸・)ｳﾌﾌ

第０話　夢


子供達の笑い声が聞こえる。
なにを話しているのか良く聞き取れないがとても楽しそうだ。
『僕～の事～きだよ』
『オレも～の事大～』
『僕達～い～ら～だね』
『コ～ってな～？』
その子達の会話を良く聞きたくて近づいてみると、子供達の顔は良く見えないが、金髪の少年と黒髪の男の子だと分かる。
『恋人は愛し合っている人達の事だよ』
金髪の少年はそう言って黒髪の男の子の頬にキスをするとギュウッと抱きしめた。
『オレ達恋人なんだな？』
『そうだよ』
『オレ以外にはちゅーしないんだな？』
『そうだよ。だから～も僕以外とこういう事しちゃだめだよ』
『こういう事ってなんだ？』
『～がもう少し大きくなったら教えてあげるよ』
『今じゃダメなのか？』
『…ごめん。僕まだ勃たないんだ』
『ん？たたないって、今立ってるじゃねえか。もしかしてどっか怪我してるのか！？』
『違うよ！！そういう立つじゃなくて…う～ん、とにかくもう少し待ってくれ。出来るようになったら直ぐに教えてあげるから』
『？？よくわかんないけどわかった。お前以外とちゅーしなきゃいいんだろ』
『うん、そうだよ。～は賢いね』
金髪の少年は黒髪の男の子の頭を優しくなでる。
黒髪の男の子は嬉しそうに笑うと金髪の少年に抱きつく。金髪の少年は抱きしめ返しながら慌てて言う。
『あ！こういう風に抱きつくのも、～に触っていいのも僕だけだからね』
『お前以外にオレに触るやつなんかいないって。それにオレは～の嫁だからな』
楽しそうに笑う少年達。
フレンは何とか顔を見ようとして更に近づく。

そこでフレンは目を覚ました。
『またこの夢か…』
フレンは最近よく夢を見る。
雪の中、金髪の少年と黒髪の男の子が仲睦まじく遊んでいる夢だ。
会話の内容は良く聞こえないが、2人ともとても楽しそうなのは伝わってくる。
2人の顔を良く見ようと近づくが、いつももう少しで見えると思った瞬間夢から覚めてしまう。
『今日の夢はいつもよりはっきりしてたな』
そう言うとフレンは時計を見て慌てて準備を始めた。
今日から全校生徒合同野外活動なのだ。